朝までぐっすりなパジャマ選びコツ!睡眠環境・寝具指導士が詳しく解説

今朝、あなたはどんな服を着て目覚めましたか?

学生時代のジャージや古いTシャツを長年愛用、または子供が着なくなったおさがりを着るお母さんなど……パジャマ以外の多彩な服で寝ている方も多いかもしれません。しかし、良質な睡眠を得るためには、眠るために作られたパジャマを着ることがとても大切なんです。

そこで今回は、安眠をサポートする理想的なパジャマについてお話しします。どんな素材が良いのか、どんなデザインが身体に優しいのか、一緒に見ていきましょう!

この記事でわかること

  • 眠るときはパジャマに着替えた方がよいのか?
  • 睡眠によいパジャマの選び方
  • ぐっすり眠るためのパジャマ管理方法
目次

快適な睡眠のためにパジャマを着ることが大切

パジャマは、睡眠の質を向上させ、快適な眠りを得るために重要な役割を果たしています。

睡眠に適していない服装では、気づかないうちに睡眠の質を低下させる可能性があります。 実は就寝時は自分の意識としては「起きた」とか「目覚めた」と気づかないような睡眠が浅くなっている状態があります。気づかないようで、無意識なのに不快感があるために睡眠の質がさがる。そして、結果的に浅い眠りが続いて目が覚めることに繋がりやすくなります。

私自身、パジャマは専用のものを使用するべきだと強く感じています。実際に変えたことで睡眠の質が変わった方も多く見ているので、睡眠改善セミナーやカウンセリングでもその大切さを伝えています。

快適な睡眠を得るための「パジャマの形」

まず重要なのは、パジャマの形です。

ポイントはサイズ感がゆったりしていて、締め付けがないものを選ぶこと。さらに、冷えが気になる方は足首や首元などが広がりすぎず、外気が入りにくいように適度にフィットしているものを選ぶとよいでしょう。

締め付けが少なくゆったりとした形のパジャマがおすすめ

パジャマをイメージしたとき、多くの方が共通して思い浮かべるのは「袖や裾が広がっているデザイン」ではないでしょうか。

腕や足先がきつく締まっている形状ではなく、首元もVネックでゆったりしているものが多いかと思います。

これは、着用時に圧迫感を感じさせないように設計されているから。つまり、締め付けがない形状が快適なパジャマの大切なポイントとなります。

パジャマの袖は?オールシーズンで長袖長ズボンが理想

パジャマは寝室環境の温度を適温に保ったうえで、長袖・長ズボンでオールシーズンを過ごすことをおすすめします。もちろん、夏場は薄手の素材でサラッとした着心地の素材で、冬場は厚手で寒さを感じないように、と。生地の素材や厚さは季節に応じて変えていきましょう。

なぜ、常に袖が長いほうが良いのかというと、肌に触れている素材を寝ている間は変えたくないからです。半袖やノースリーブで寝ていると、寝返りでの寝具の肌触りも変わりますし、肩や腕が掛け布団からでると外気の風に触れたりします。

できるだけ刺激を避けて、朝までぐっすり眠り続けたいのに、地肌がパジャマからでていると肌に触れる素材が常に変わって、寝返りの度に定期的な刺激をあたえてしまいます。

身体的にも脳も疲労困憊で熟眠できている際には気にならない何気ない布団の肌触りですら、ストレスを感じていて神経が高ぶっている時期だったり、1晩のうちでも睡眠ステージが浅く変わるタイミングには、途中覚醒の目覚めにつながる刺激にもなりえるので、できるだけ刺激を避けられたら理想ですよね。

肌を出して寝ていることは心地よく感じるようで、朝には肌寒く感じたり、触れた寝具の質感の変化が睡眠の質を、目覚めるほどではないにせよ浅いものにしがちな、刺激になります。イメージ的には、起きるほどではなく寝ぼけているのに「ん?なんか触れた?(気のせいだよね大丈夫かー、むにゃむにゃ。。。)」と、脳では夢心地な中で、危険なことがないか一応はチェックしいるような感じ。目覚めた感覚すら自分自信には無い覚醒が、細々と頻発しているかもしれません。

ちなみに、この様な起床した記憶のない覚醒は心拍や稼働分析ができるスマートウォッチを着用していると具体的に結果グラフで見えたりしますよ。

睡眠養生(suimin-yojo)
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また、現代の夏は熱帯夜がほとんどですよね。今年もとっても熱い夜が続きました。

安眠出来る環境のためには朝までエアコンをつけて室温を26〜28度程度で維持するのが大切です。一定の気温の中で就寝する前提で、長袖長ズボンの薄手の夏用パジャマを着用しましょう。

寒がりの方は手首にリブがついたデザインを選んでみて

パジャマの形状の選び方は、季節や個人の体質によって異なります。

寒がりな方は、袖が広がったデザインだと寝返りの際に外気が入り込み、寒暖差を感じやすかったり寒さを感じやすくなることがあります。

そのため、冬場や寒い時期には手首や足首にリブがついていて、(横編み-リブ編-の編地でできた衿や袖口、裾に付けるパーツの副資材がついているもので、きつくない程度のものが理想)外気が入りにくいデザインのパジャマがおすすめです。

あくまでトレーニングウエアやトレーナーではなく、パジャマで袖口からの空気の流れが多くないものを選びますパジャマはゆったりとしたサイズ感でであることが基本的な重要ポイントです。しかし、袖口もゆとりがあると冬季は寝返りをうったり、ふとんから外にはみでた時に寝具がいの外気が入り込みやすく、寒がりさんには睡眠を浅くしてしまうので、パジャマ選びの際には気をつけたいポイントです。

寝返りを打っても抵抗感のないゆとりのある形のもので、リブのあるパジャマも多いです。特に寒がりの方は体温変化を少なく出来る形状の方が快適に感じる方が多い傾向にあります。

ご自身の体感や季節に合わせて、心地よいパジャマを選んでみてください。

ぐっすり眠るためにおすすめな「パジャマの素材」

続いて大切なのが、パジャマの素材です。

夜中に目が覚めた時、首や背中が寝汗でびっしょりという経験、ありませんか?実は、眠り始めた直後から深い睡眠に入ると、成長ホルモンが分泌されるタイミングでたくさんの汗をかくんです。

寝汗をかいても心地よさを保つ天然素材がおすすめ

寝汗がベタつきによる不快感を軽減するためにも、パジャマの素材選びが重要です。吸湿性が低い加工素材だと、眠っている間にベタつきによる不快感を感じやすくなります。

汗をかいてもサラサラで、心地よい肌触りを保つためには、天然素材のガーゼや綿、絹など、肌に優しく汗を吸収してくれる素材が得におすすめです。

また、疲労軽減を目的とした新しい睡眠用の素材も開発されています。ラグジュアリーな価格帯で高級素材をつかったハイレベルなパジャマもありますが、高いパジャマに投資する価値があるのが寝具です。

就寝している毎日の6〜8時間を着用していられるパジャマです。月に数回着るおしゃれ着よりも、着用頻度はたかくなります。

特に睡眠に特化した新素材を使っている高級ラインのパジャマでは、同じ睡眠時間での熟眠感や回復力が異なり、体調のリカバリーに役立つケースが多いです。

パジャマへの投資対効果は健康にとって高いメリットが多いので選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

パジャマの素材は、汗をかいても肌に不快感が残らないものの中から、自分の好みに合った肌触りのものを見つけてください。

古着やジャージをパジャマ代わりにするのは、とっても微妙!!!

着古した洋服や、学生時代のジャージをパジャマ代わりに使っていませんか?

ジャージは素材によっては汗を吸収するものの、化学繊維でできていることが多いため、どうしても表面がベタつきを感じやすくなる素材が多いです。また肌触りも天然素材のパジャマなどに比べると硬めで、刺激も多いです。

特に、夏場など発汗が多い季節は肌にペタッと張り付くような不快感があり、睡眠の質が落ちてしまうことが多い為、あまりおすすめできません。安価な化学繊維で作られたものだと、あまり心地よくない場合もあるのでご注意ください。

パジャマ選びの際は、汗をかいたときに肌触りがドライに保たれるような素材を選ぶことが大切です。

もちろん、中には高機能なジャージ素材で、発汗を吸収してくれて快適に過ごせるものもあります。しかし、トレーニングウエアは着用用途が異なり、動き時にも身体に密着して、就寝時の圧迫感につながります。本来運動などの交感神経を高め、頑張るとき着用するのがトレーニングウエアです。

古い体操服やジャージを、ルームウエアとして着用している分には良いでしょう。しかし、本来は頑張っていた部活の際に着用をしていた服を寝る時に着用しても、身体が本当の睡眠モードに切り替わるのはあまりスムーズにはいきません。

リラックスして就寝モードに切り替えるナイトルーチン(入眠前儀式)としてルームウエアのジャージから、パジャマへの着替えをすることで、入眠効率が上がり、睡眠の質が上がることに繋がります。

ぜひ、寝床に入る際の服はパジャマとして専用のものにしてください。肌触りが心地よく感じる自分好みの素材で、心地よい睡眠環境を整えてみてくださいね。

睡眠養生 編集長のさとちゃんが愛用中のパジャマ

さとちゃん

上級睡眠健康指導士や睡眠環境・寝具指導士®を持つ快眠マニアの私が、実際に愛用しているパジャマをご紹介します!

無印良品のオーガニックコットンパジャマ

無印良品の「脇に縫い目もタグもない二重ガーゼパジャマ」を愛用しています。

オーガニックコットンが汗を素早く吸い取り空気を通すので、蒸し暑い夜も乾燥する冬もさらっと快適に眠れます。

縫い合わせの凹凸が肌に当たらず、敏感肌でもチクチクしません。とても着心地がよいので、我が家では家族みんなで愛用中です!

さとちゃん

手ごろな価格で、とっても気持ちよく眠れるので、なんと10着以上もリピート中!大切な仲間にもおすすめしています。

TENTIALのBAKUNEパジャマ

CMでよく見かける、TENTIALのBAKUNEパジャマも愛用しています。

遠赤外線を放射する独自繊維「SELFLAME®」が血行を促進し、睡眠中の疲労回復をサポート。エビデンスも明確で、厚生労働省に一般医療機器(家庭用遠赤外線血行促進衣類)として届け出済みです。

寝返りしやすい立体設計とシアバター加工の滑らかな肌触りを備え、快適な睡眠へ導いてくれます。

さとちゃん

約2万円と高級パジャマながら大人気で、出張時の必携アイテムとしても愛用しています!健康を気遣いたい方への、特別なギフトにもおすすめです。

パジャマは毎日洗って清潔に!

最後に大事なのは、パジャマを洗う頻度です。

お風呂上がりに着ると、そんなに汚れていない気がして、何日か続けて着ている方もいるかもしれません。しかし、実は眠っている間に、肌から分泌されている疲労物質がパジャマに付着しています。

ですので、できれば毎日、洗いたての清潔なパジャマを着られるように「洗い替え」も準備しておきましょう。

快適な睡眠のために、こだわりのパジャマをみつけよう

快適な睡眠を得るためには、睡眠のために作られたパジャマが最適です。

特に素材選びが重要で、汗をしっかり吸収し、発散してくれる天然素材だと快適な寝心地をサポートしてくれます。綿や絹、ダブルガーゼなどの柔らかく吸水性の高い素材が理想的です。

また、パジャマの形も大切です。手首や首元、足先が締め付けられないデザインで、季節やご自身の寒がり・暑がりに合わせて選ぶと良いですよ。

オールシーズン対応の長袖・長ズボンのパジャマを選び、室内の温度管理をしっかり行うことで、朝まで快適に眠れる環境が整います。ご自身の好みに合った心地よいパジャマを選んで、快適な睡眠を手に入れましょう!

この記事でわかったこと

  • 睡眠のために作られたパジャマの方がぐっすり眠りやすい
  • 汗をかいてもベタつきにくいパジャマがおすすめ
  • 学生時代のジャージや古着はあまりよくない
  • パジャマは毎日洗うのが基本

この内容をPodcastのラジオ番組で聞くことができます。

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