夏になると、いつもより早い時間に目が覚めてしまうことはありませんか。
夜はちゃんと寝たつもりなのに、外が明るくなった気配でふっと意識が戻ってしまう。そんな日が続くと、睡眠不足のようなだるさが残ってつらいですよね。
実はこの「早朝覚醒」には、寝室に入り込む光が関係していることがあります。夏は日の出が早く、朝日も強くなりやすいため、カーテンのすき間や窓まわりの明るさが刺激になって、睡眠が浅くなってしまうことがあるのです。
そこで今回の記事では、夏の早朝覚醒を防ぐ光対策を紹介します。夏も心地よい睡眠を大切にして、心も身体も元気に過ごせる毎日をめざしましょう!
この記事でわかること
- 夏の睡眠を悪化させる「光」とは
- 夏と冬の睡眠時間の違い
- 太陽光以外にも注意したい寝室の光
夏の朝日は睡眠を削りやすい
夏は日の出が早く、4〜5時台から外が明るくなります。
寝室に入り込む朝の光は、脳に「朝が来た」と伝え、睡眠ホルモン「メラトニン」を減らしてしまいます。
その結果、身体はまだ休みたいのに強制的に目覚めスイッチが入ってしまい、睡眠が浅くなったり、予定より早く目が覚めてしまったりするのです。
早朝覚醒による睡眠不足が続くと、だるさが抜けにくくなったり、夏バテのような不調につながることもあります。

早起きの予定がない日は、光を入れない工夫が優先
自然光での目覚めは気持ちがよい反面、睡眠時間が足りていないと休息が追いつきにくくなります。
早起きの必要がない日は、朝の光が寝室に入りにくい環境をつくり、睡眠を守ることを優先してみてください。
まずは遮光カーテンをきちんと閉めて、朝日を遮りましょう。すき間から光が漏れる場合は、サイドをクリップで留めるだけでも体感が変わることがあります。
可能であれば、ベッドの向きを調整して、顔に光が当たりにくい配置にするのも有効です。
どうしても環境を変えるのが難しいときは、アイマスクを使ってみてください。肌あたりがやさしく、圧迫感の少ないものを選ぶと、光を遮りながら安心して睡眠を続けやすくなります。


起きたらカーテンを開けて目を覚まし、夜の眠気をセット
夜は遮光カーテンやアイマスクで朝まで光を遮りつつ、朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる習慣をつくってみてください。
朝の光は目覚ましになるだけでなく、体内時計を昼モードへ切り替え、夜に自然な眠気が訪れやすい流れを整えます。
曇りや雨の日でも、屋外は室内よりずっと明るいので大丈夫です。窓際で数分過ごすだけでも、朝のスイッチとして役立ちます。
夜はしっかり遮光して睡眠を守り、朝は光で一日を始める。夏こそ、この光のメリハリを意識してみましょう。

こんなに小さな光も?睡眠を妨げる意外な光
睡眠のために気をつけたい光は、朝日だけではありません。寝室の中にある「小さな光」が、知らないうちに睡眠を浅くしてしまうこともあります。
スマホ・タブレットの充電ランプ
目を閉じていても、光の刺激がまったく入らないわけではありません。
暗い部屋では、充電ランプのような小さな点灯でも意外と存在感が出て、身体がうっすら反応してしまうことがあります。
スマホやタブレットの機種によっては、充電しているときに青や赤のランプが点いたままになることがありますよね。夜中にふと目が覚めたとき、その光で周囲がぼんやり見えた経験がある方もいるかもしれません。
こうした光が続くと、睡眠が深まりにくくなったり、寝返りの拍子に目が覚めやすくなってしまいます。
スマホは、できれば寝室の外に置いて寝るのがおすすめです。どうしても気になる場合は、充電する場所を少し離す、ランプが見えない向きに置く、布やテープで光をやわらげるなど、小さな工夫で睡眠を守りましょう。

エアコンや空気清浄機など家電の運転ランプ
エアコンや空気清浄機の小さな運転ランプも要注意。
特に夏はエアコンをつけたまま眠ることが多いぶん、小さな点灯でも視界に入ると覚醒につながります。
空気清浄機も同じで、ベッドと同じくらいの高さに置いていると、寝返りのたびにランプが目に入りやすくなります。こうした光は強いものではなくても、暗い寝室では刺激として残りやすく、睡眠が浅くなったり、ふとした拍子に目が覚めやすくなったりすることがあります。
自宅なら、おやすみモードや表示オフの設定が使える機種も多いので、まずはランプを消せるか確認してみてください。ランプの向きを壁側に変える、家具の陰に置く、紙や布でそっと覆うなど、できる範囲で光を減らしてみましょう。

夜中に目が覚めたときは「足元灯」を活用する
寝室を真っ暗にしたいけれど、「夜中にトイレへ行くときが不安」という方もいますよね。
だからといって、部屋全体の照明をつけてしまうと光が強すぎて脳が覚醒し、眠りに戻りにくくなることがあります。
そんなときに役立つのが、センサー付きの足元灯です。床面だけを照らす低い位置の光なら、睡眠への影響を抑えながら安全に動けます。
選ぶときは、光の色を暖色系(オレンジ系)にするのがポイントです。やわらかい光は刺激が少なく、用を足したあとはスムーズに再入眠しやすくなります。
寝ている間はできるだけ暗く、動くときだけ足元のやさしい光を使う。そんな「光の使い分け」が、一晩を通して睡眠を守るコツです。

まとめ:光を上手にコントロールして、夏もぐっすり眠ろう
夏は日の出が早く、早朝から寝室に太陽光が入りやすい季節。
その影響で、気づかないうちに睡眠時間が短くなりがちです。早起きの予定がない日は、遮光カーテンやアイマスクなどで朝日をさえぎり、睡眠を守る工夫をしてみてください。
あわせて見直したいのが、寝室に残る小さな光です。家電の運転ランプやスマホの充電ランプは、暗い部屋では想像以上に目に入りやすく、睡眠が浅くなるきっかけになることがあります。
光るものは視界から外す、表示を消す、足元灯は暖色の弱い光にするなど、「必要な光だけに絞る」意識がポイントです。
朝は光を取り入れて一日を始め、夜は光を減らして睡眠を守る。夏こそ、このメリハリを意識して、今夜からできるところから整えてみましょう。
この記事でわかったこと
- 夏は日照時間が長く、早朝の太陽光が覚醒を促してしまう
- 統計的にも冬に比べて睡眠時間が40分ほど短い傾向にある
- スマホの充電ランプや家電の運転ランプなど小さな光も覚醒を促すので要注意
この内容をPodcastのラジオ番組で聞くことができます。
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*「睡眠養生」は株式会社310LIFE(サトライフ)の商標登録です。(商標登録:第6821898号)






















