風邪をひいて発熱したとき、しっかり眠って回復したいのに、ダルくて寝付けなくなってしまうことはありませんか?
また、数日間寝込んだあとに、睡眠のリズムが乱れて眠れなくなってしまうのもよくあることです。
そこで今回は、発熱時に眠れないときの対処法と、回復後に快眠する方法について解説します。特に回復後の寝室リセットが超重要なので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
この記事でわかること
- 発熱時に眠れない理由と対処法
- 風邪が治ったあとに睡眠リズムを取り戻す方法
- スマートウォッチを持っている方におすすめの健康管理方法
熱が出て眠れない理由と対処法
風邪が重症化すると、寝ること自体が苦痛に感じられることも少なくありません。しかし身体が自然と眠りにつこうとするのは、免疫機能が働いて回復を促している証拠です。
発熱は免疫力が働いているサイン
風邪をひいたときや発熱している時、身体は自然と防衛反応として体温を上げ始めます。
初めは手足が冷たくなったり、ガクガク震えたりすることがありますが、これは体が熱を作り出しているサインです。
発熱の段階では、免疫力をサポートするためにもしっかりと身体を温めましょう。寒さを感じる際は、布団の中をしっかり暖かくして、身体が発熱しやすい環境を整えることが大切です。
その後、体温が上がり切ると、急に暑さを感じ始めます。
体温が上がり切って身体が熱いときは、無理に布団にくるまっている必要はありません。お腹や足元は温めながら、上半身を布団の外に出して温度調整をすると快適に過ごせるようになるでしょう。

子どもの熱はリンパ節を、大人の熱は末端を冷やそう
子どもが発熱したときは、首やおでこ、脇の下などのリンパ節を冷やすのが一般的ですよね。
しかし大人の場合、脇の下を冷やすと逆に寒さを感じてしまうことがあります。そんな時におすすめなのが、手のひらや足の裏など末端を冷やす方法です。
おでこに貼る冷却シートを半分に切って、足の裏や手のひらに貼ってみてください。
身体の末端部分は、動脈から静脈に血液が戻る際のポイント。冷却シートで冷えた血液が心臓に戻っていくため、効率よく身体の深部を冷やせます。
末端を冷やすことで、熱さや不快感を和らげ、発熱時でも快適に眠りやすくなります。冷えすぎず、心地よく過ごせるので、冷えが気になる大人の発熱時には末端を冷やす方法も試してみてください。
眠れないときはベッドの上でリラックスして過ごそう
高熱が数日間続くと、今度は日中に眠りにくくなることもありますよね。
そんな時は、ベッドの中でリラックスできる方法を取り入れてみましょう。例えば、テレビやタブレットで軽めの動画を観たり、気に入っている本を読んだりと、リラックスして過ごせる時間を増やすのも一つの方法です。
ただ寝続けるだけでは脳も退屈してしまうので、適度にリラックスできる刺激を与えながら、再び眠気が来るのを待つようにしてみてください。
病み上がりだからといって「何もしてはいけない」と思う必要はありません。回復を優先しつつ、ベッドの中で快適に過ごしながら、必要な睡眠を確保して体力を取り戻していきましょう。

風邪が治ったあとが重要!寝室リセットで快眠習慣を復活させよう
体調が悪くて数日寝込むと、睡眠のリズムが崩れ、回復後にぐっすり眠れなくなる場合があります。身体が元気になったら、まずは使っていた寝室をリセットし、快適な睡眠環境を取り戻してみてください。
汗や老廃物がしみ込んだ寝具を洗濯する
風邪が治った後に意識してほしいのが、ベッド周りのリセットです。
寝具カバーやシーツ、枕カバーなどをすべて洗って、清潔なものに替えましょう。可能であれば布団をしっかりと干して、清潔でふっくらとした状態に整えてあげるのも効果的です。
発熱したときにかいた汗や老廃物が寝具に残っていると、それを再び身にまとって眠ることになります。それでは、せっかく回復した身体がなかなかリフレッシュできません。
特に、風邪が治った後は、どうしても睡眠のリズムが乱れがちです。また、しっかりと眠ったはずなのに疲れがとれない、なんとなく寝苦しいと感じることもあるでしょう。
だからこそ、風邪が治ったらまずは寝室の環境を整えることを忘れないようにしてください。清潔な寝具に整えることで、すっきりとした気持ちで眠り、回復をさらに促すことができるはずです。

寝室を片付けて空気を入れ替える
寝具を清潔にしたら、寝室を片付けましょう。
風邪をひいていたときに持ち込んでいた本、冷えピタや体温計など、発熱時に使っていたアイテムもすべて片付けて寝室環境をリセットします。さらに換気をして、フレッシュな空気を取り入れてください。

日常の睡眠リズムを取り戻す
寝室のリフレッシュが済んだら、睡眠を日常のリズムに戻すことが大切です。
いつもの時間に眠り、いつもの時間に起きることを意識してみてください。就寝前には、いつも行っているナイトルーティンを行ってから眠りましょう。
こうして日常のリズムを取り戻すことで、風邪からの回復もスムーズに進み、再び健やかな睡眠を取り戻しやすくなります。風邪が治った後こそ、しっかりと睡眠リズムを整えて、身体の回復をサポートしてあげてください。

スマートウォッチをお持ちの方は、発熱時に「安静時心拍」をチェック
スマートウォッチをお持ちの方は、発熱したときに「安静時の心拍数」をチェックしてみてください。
発熱すると呼吸数が増え、心拍数も上昇します。すると、身体はトレーニングしているかのような負担を感じるんです。熱が下がった後も心拍数がなかなか元に戻らず、だるさが続くこともあります。
安静時心拍を毎日チェックしていて、もし普段の安静時心拍よりも高い状態が続くようなら、体調不良のサインかもしれません。そんなときは、寝室環境を整え、睡眠時間を長めに確保してみましょう。

まとめ:熱が出たときもぐっすり眠って、回復力を高めよう
感染症などで発熱しているとき、私たちの身体は免疫力を高めようと必死に働いています。
そんな時はどうしてもダルさが強く、眠ろうとしても睡眠の質が下がりがちです。体が寒くて震えたり、逆に暑くて寝苦しくなって、深い睡眠を確保しにくいこともあります。
まずは体温が上がるまでしっかりと温かい寝具で身体を包み、寒さで眠れないという状態を避けることが大切です。そして、体温が上がり切って暑くなった時には、首元や手のひらを冷やすことで心地よく眠れる環境を作りましょう。
さらに、解熱後には寝具や寝室の環境をリフレッシュすることも重要です。発熱中に使っていた体温計や本などのアイテムを片付け、汗や老廃物で汚れたシーツやカバー類はきれいに洗い替えて、新しい環境で眠るようにしましょう!
この記事でわかったこと
- 発熱時は体温の激しい変動により眠りにくい
- 子どもはリンパ節を、大人は手のひらや足の裏を冷やすとよい
- 風邪が治ったら寝具を洗濯し、空気を入れ替えてリセット
- スマートウォッチをの安静時心拍モニタリングで発熱の兆候が分かる
この内容をPodcastのラジオ番組で聞くことができます。
監修
執筆
*「睡眠養生」は株式会社310LIFE(サトライフ)の商標登録です。(商標登録:第6821898号)






















