FitbitアプリがGoogle Healthへ!移行の全手順とデータ引き継ぎ方法をわかりやすく解説

Google Health

健康意識が高い方が、長年愛用してきたGoogle Fitbit(フィットビット)。

もちろん編集部メンバーも愛用しており、特に編集長さとちゃんはすでに10年分のデータが記録されていて、大切な健康管理パートナーになっている。

FitbitがGoogleの持ち株会社米アルファベットに買収発表されたのが2019年11月1日。いよいよ2026年5月19日にFitbitアプリからFitbitの名前が消えて、Google Health(グーグルヘルス)アプリへと切り替わりました。 

アプリ更新したら、見た目が全く違っていて、戸惑った方も多いのではないでしょうか。特にFitbit愛用者の大人世代には、急な変化に驚かれたかもしれません。

でも、TOPが大きく変わりましたが、既存機能もあるので意外と慣れちゃえば便利。さらにFitbitPremiumに課金している方は、会話形式で相談できるチャットコーチ(Gemini:ジェミニ)が使えるようになったのも魅力。 

本記事では、変わったところ、3ステップの移行手順、睡眠データの見方、新しく加わったAIコーチ機能までを順に紹介します。 

この記事でわかること

  • FitbitアプリからGoogle Healthへ切り替わったあと、何をすれば利用を続けられるのか
  • Google Healthへの移行手順と、過去の健康データを引き継ぐ方法
  • Google Healthで睡眠データの見方がどのように変わったのか
  • AI機能「Google Healthコーチ」でできることと活用方法
  • Google Health Premiumの料金や、Fitbit Premiumからの変更点
目次

Fitbitアプリ移行の全体像

結論からお伝えすると、やることは「アプリを更新する」「Googleアカウントでログインする」の2つだけです。

歩数・心拍・睡眠などの記録機能や、長年ためてきた健康データはきちんと引き継がれます。

Fitbitを利用している方は、別の新アプリをダウンロードする必要はなく、Fitbitのアプリを更新すれば、Google Healthに変わって、これまで記録されてきた健康データもそっくり引き継がれます

Fitbitの本体(腕時計やトラッカー)も、そのまま使えます。

歩数・心拍・睡眠の記録も今までどおりです。

利用者の側で大きく変わるのは、以下の三点です。

  • アプリアイコン
  • 画面の画面の見た目
  • Premiumプランの料金

新しいGoogle Healthアプリは、画面が「今日」「フィットネス」「睡眠」「健康」の4つのタブに分かれていて、自分の体の状態をひと目で見渡しやすくなりました。

Fitbit(フィットビット)やGoogle Pixel Watch(ピクセルウォッチ)で記録した数値はもちろん、Apple HealthやHealth Connectといった他社のアプリと連携することで、別のメーカーのデバイスやアプリのデータも一か所にまとめて見ることができます。

参考:Google公式ブログ「ウェルネスの新時代へ:Google Health アプリのご紹介」(2026年5月)

Google Healthで変わるポイント

Fitbitアプリ時代との違いを表で整理します。日常的に押さえておきたい変化は、「使うアプリ」と「ログイン方法」の2点が中心です。

スクロールできます
項目これまで(Fitbitアプリ)これから(Google Health)
使うアプリFitbitアプリGoogle Healthアプリ
ログインFitbitアカウントGoogleアカウント
画面構成従来のFitbit UI4タブ(今日/フィットネス/睡眠/健康)
データ表示アプリ内ダッシュボードGoogle Health内に集約
外部連携Fitbit中心Apple Health・Health Connect等と連携
AIコーチなしGemini搭載「Google Healthコーチ」(有料)
有料プランFitbit PremiumGoogle Health Premiumへ自動引き継ぎ

Google Healthへの移行3ステップ

Google Healthの利用には、Gmailなどと共通のGoogleアカウントが必要となります

Step1:Googleアカウントの準備

Google Healthを使うには、Googleアカウントでのログインが必要になります。

現在のログイン状況によって、必要な準備が少しずつ変わってくるため、3つのパターンに分けて整理します。

すでにGoogleアカウントでFitbitアプリにログインしていた方は、特別な準備はいりません。普段どおりのアカウントで、Google Healthにそのままサインインできます。

Fitbitアカウント(Fitbit独自のID)でログインしていた方は、Googleアカウントへの切り替えが必要となります。2026年5月19日以降、Fitbitアカウントでのログインはできなくなっているため、Fitbitに登録していたメールアドレスを使って、Googleアカウントへ紐づける作業を済ませましょう。

Googleアカウントを持っていない方も、無料でアカウントを作成できます。スマートフォンやパソコンから「Googleアカウント作成」のページにアクセスし、名前・生年月日・メールアドレス(新しいGmailアドレスをそのまま取得することも可能)・パスワードを入力していくだけ。

電話番号によるかんたんな本人確認が入る場合もありますが、料金はかからず、5分ほどで完了します。アカウントを作成したあと、Google Healthアプリでサインインすれば準備完了です。

参考:Google アカウント

Step2:アプリのアップデート・切り替え

ほとんどの場合、Google Healthアプリが自動でインストール・更新されます

自動更新が始まらない場合は、Google PlayまたはApp Storeで「Google Health」を検索し、手動で更新することも可能です。

アップデート後に初回起動すると、データ引き継ぎや権限設定の案内が表示されるため、画面の指示に沿って進めれば切り替えが完了します。

Step3:データ引き継ぎの確認

切り替え後は、睡眠スコア・心拍・歩数といった主要データが正しく表示されているかを確認しましょう。

「睡眠」タブからは、過去の記録も引き続き閲覧でき、長年蓄積した健康履歴がリセットされる心配は基本的にありません。

万が一、データが見当たらない場合は、別のGoogleアカウントでログインしていないかを確認してみてください。

Google Healthアプリでの睡眠データの見え方の変化

Google Healthでは、睡眠に関する情報が「睡眠」という専用タブにまとめられました

Fitbitアプリのときは他の数値と同じダッシュボードに並んでいましたが、専用タブに整理されたことで、毎日の睡眠の傾向をゆっくり振り返りやすくなっています。

睡眠時間・睡眠スコア・睡眠ステージ(浅い・深い・レム)といった基本の数値は、引き続き確認できます。

Fitbit Premiumで使えていたくわしい睡眠分析の機能も、Google Health Premiumへ引き継がれています。

睡眠スコアが急に下がった日や、睡眠時間が短くなった週をあとから見直すと、生活リズムの小さな乱れに気づくきっかけになります。

数値はあくまで目安として受け止め、ご自身の体感とあわせて、ゆるやかに役立てていく使い方がおすすめです。

新機能「Google Healthコーチ」とは

画像参考:新機能 Google Health コーチのご紹介

今回の切り替えで一番の注目ポイントといえるのが、新しく加わった「Google Healthコーチ(Google Health Coach)」です。

GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」が、まるで身近な健康の相談相手のように、あなたの体や生活に合わせたアドバイスをしてくれる機能になります。

利用には有料プラン「Google Health Premium」への加入が必要で、日本でも2026年5月19日から使えるようになりました。

役割は大きく3つに分かれています。

1つ目は運動のサポート。目標や日々の過ごし方に合わせて、1週間分の運動メニューを考えてくれます。旅行に出かける週や、ちょっと体調が優れない日には、内容をやわらかく調整することも可能です。

2つ目は睡眠のサポート。1週間分の睡眠記録をふり返って、「もう少しこうしてみては」というヒントを教えてくれます。

3つ目は健康全般の相談相手。体調のことや食事のこと、年齢にともなう変化など、気になることを話しかけるように質問できる仕組みになっています。

ただし、AIコーチが教えてくれるのは、あくまで一般的な情報やアドバイスにとどまります。お医者さんの診察や治療の代わりにはなりません。

大きないびきや呼吸が止まっているような様子、なかなか眠れない状態が長く続いている、昼間に強い眠気を感じる、といったお悩みがある場合は、AIに頼りきらず、医療機関でみてもらうことを優先しましょう。

参考:Google公式ヘルプ「デザインが一新された Google Health アプリの新機能」

Google Healthコーチの料金プラン

Google Healthコーチは有料機能のため、利用にはサブスクリプションへの加入が必要となります。

少しややこしいのですが、加入できる入口は大きく2通り。それぞれの違いを表で整理します。

スクロールできます
プラン月額(税込)年額(税込)Google Healthコーチこんな方におすすめ
Google Health Premium(単体)1,580円13,000円利用可能健康管理だけ使いたい方
Google AI Pro2,900円追加料金なしで付帯AI機能(Gemini)もまとめて使いたい方
Google AI Ultraより上位の料金プラン追加料金なしで付帯AIをたっぷり使う方

注目したいのは、Google AI Pro(月額2,900円)に加入すると、Google Health Premium(単体だと月額1,580円)が追加料金なしで使えるようになる点です。

AIアシスタント「Gemini」の高度な機能やストレージ容量もまとめて利用できるため、AIサービスにも興味がある方にとってはお得感のある選択肢となります。

すでにFitbit Premiumに加入されていた方は、Google Health Premiumへ自動で切り替わる仕組みになっています。

さらにGoogle AI Pro・Ultraに加入している方の場合、二重払いを防ぐため、これまでのFitbit Premiumぶんは払い戻しの案内が届く流れです。アプリ内の設定や登録メールから、ご自身の契約状況を一度確認しておくと安心です。

なお、Google AIシリーズの最安プラン「Google AI Plus」は、現時点ではGoogle Health Premiumの対象に含まれていません。また、Google Healthコーチを使うには、FitbitデバイスまたはGoogle Pixel Watchを持っている必要があります。

料金や提供条件は変更される可能性があるため、加入前にGoogle公式ページで最新の情報を確認するのがおすすめです。

参考:Google公式ヘルプ「Google Health Premiumのサブスクリプションに登録または管理する」「Google AI Proの特典を利用する

Fitbitアプリの移行に関するよくある質問

Fitbitアプリの移行で多く寄せられる疑問を、Q&A形式で整理します。

過去のデータが見当たりません

別のGoogleアカウントでログインしている可能性が考えられます。

Fitbit登録時のメールアドレスと一致するGoogleアカウントでサインインできているかを最初に確認しましょう。

アプリを最新版に更新したうえで再ログインすると、表示が改善する場合もあります。

ログイン方法が分かりません

Fitbitに登録していたメールアドレスを起点に、Googleアカウントとの紐づけを確認します。

アカウントが未移行の場合、Googleアカウントへの紐づけを求める案内が画面に表示される流れとなり、指示に従って進めれば完了します。

睡眠スコアの表示場所がわかりません

ホーム画面下部の「睡眠」タブから、当日の睡眠スコアと過去の記録を確認できます

「今日」タブ上部のダッシュボードに睡眠カードを追加すれば、ホーム画面から直接スコアを把握する設定もできます。

Fitbit Premium加入中でしたが料金は変わりますか

Fitbit Premiumは「Google Health Premium」へ自動的に引き継がれると発表されています。

契約状況や請求方法は、アプリ内の設定画面から確認できます。

料金や提供内容は地域・時期によって変更される可能性があるため、Google公式の最新情報を併せて確認すると安心です。

Fitbitデバイスは、このまま使えますか

従来のFitbitデバイスや新型のGoogle Fitbit Airは、Google Healthアプリと連携して引き続き利用可能です。

デバイスとしてのFitbitブランドは存続する形となっています。

Fitbit Premium加入中でしたが料金は変わりますか

Fitbit Premiumは、Google Health Premiumへ自動で切り替わる仕組みになっていますが、月々の料金は変わるため、加入を続けている方は事前に把握しておきたいポイントです。

日本での料金を比べると、次のようになっています。

プラン月額(税込)年額(税込)
これまでのFitbit Premium640~680円6,400円
これからのGoogle Health Premium1,580円13,000円

月額で約2.5倍、年額で約2倍と、これまでよりお値段は上がる形となりました

料金が見直された背景には、新しく加わった機能がいくつもあるのですが、なかでも今回の目玉といえるのが、AI「Gemini」を活用したGoogle Healthコーチです。

フィットネス・睡眠・栄養まで、専属のアドバイザーのように一人ひとりに合わせた提案をしてくれる機能で、Google Health Premiumならではの体験となります。

コーチの具体的な使い方や活用例については、別記事でじっくり紹介する予定です。

参考:新機能 Google Health コーチのご紹介

注意:本記事の料金・提供条件は2026年8月10日時点の情報です。Google Health Premiumの料金やプラン内容、提供される機能は、今後変更される可能性があります。お申し込み前に、必ずGoogle公式ページで最新の情報をご確認ください。

まとめ:移行を済ませて、新しいGoogle Healthを使いはじめよう

FitbitアプリからGoogle Healthへの切り替えでやることは、「アプリを最新の状態にする」「Googleアカウントでログインする」の2つだけです。

歩数・心拍・睡眠の記録もそのまま受け継がれるので、長年ためてきた健康データが消えてしまう心配は基本的にいりません。

新しくなった画面では、「今日」「フィットネス」「睡眠」「健康」の4つのタブに整理され、自分の状態が見やすくなりました。

さらに、AI「Gemini(ジェミニ)」が相談相手になってくれるGoogle Healthコーチも加わり、毎日の睡眠や運動をふり返るヒントをもらえるようになっています。

まずはあわてずに、アプリのアップデートを受け取るところからはじめてみましょう。

落ち着いたら「睡眠」タブを開いて、これまでの記録がきちんと残っているかをのぞいてみるのがおすすめです。

便利な機能が増えたとはいえ、アプリはあくまで毎日の生活をそっと支えてくれるアイテム。数字に一喜一憂しすぎず、ご自身の体の声にも耳をすませながら、ゆったりと付き合っていけるとよいですね。

この記事でわかったこと

  • アプリの更新とGoogleアカウントでのログインを行えば、これまでどおり利用できる
  • Googleアカウントへ移行すれば、歩数・心拍・睡眠などの過去データは基本的に引き継がれる
  • 睡眠データは専用の「睡眠」タブに集約され、過去の記録も見返しやすくなった
  • Google Healthコーチでは、AIが運動・睡眠・健康管理のアドバイスを提供してくれる
  • PremiumプランはGoogle Health Premiumへ移行し、料金や特典内容が変更された

睡眠時無呼吸が疑われる強いいびきや呼吸停止、日中の強い眠気、慢性的な不眠が長く続く場合は、アプリの数値だけで判断せず、睡眠外来・呼吸器内科・耳鼻咽喉科・心療内科・内科など、症状にあった医療機関へ早めに相談しましょう。

監修

執筆

*「睡眠養生」は株式会社310LIFE(サトライフ)の商標登録です。(商標登録:第6821898号)

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